先週、お電話をいただきました。
ちょっとか細く、男性の方の声でした。
『おたくのと思われる、脚立をわすれとんさる。ずっとウチにおいてあるけ、
とりに来て』との事でした。
住所をお聞きしても、私は言った事のない住所、もしかして間違いかな?と思って、
一応行ってみました。
そしたら、本当に弊社の脚立の忘れ物でした。おそら数十年前の・・・
どうりで私は行ったことがないわけです。
シール貼ってあるし。
行かせていただいたら息子さんがおられ、電話をくださったお父様は、体調を崩されたし、
普段は病院におられ、これからの事もお考えで、不要なものを整理されようとしておられると教えていただきました。ちょっと寂しいお話でした。
で、その不要な物の中に、弊社の脚立もあったと。そりゃ、不要ですわ。
預かり期間、脚立、使ってくださったりもしたそうです。
ついでに樋の清掃をお願いされたので、その日は出来なかったのですが、
昨日、させてもらっておきました。
もちろん費用等はいただかず、
忘れ物を長い間預かってくださっていた、せめてものお礼と思って。
多分、父親が忘れたのか、プロとして、忘れ物はいけませんよね。
もう、しょーがないなーと思って、引き取らせていただいた脚立でした。
私も忘れ物には気を付けます。